2019/09/06 10:31
2015-05-12 13:43:28テーマ:ブログこんにちは。
今日は、前身頃の上前、穿いた時の左手側です!
フロント部分を3つ折りします。
縫うんですが、この部分一般的に裏から縫うことが多いんですが、
ウチの場合、縫い糸は上が20番(太い)で、下糸(ボビン)に30番(細い)を使うんで、
裏から縫うと、表側が30番になってしまいます。
ミシンは針より左は大きく開いていますが、針より右側はミシン本体があって狭いんで、
縫いにくくなりますが、20番を表にした方がやっぱりかっこいいんで・・・
このぴっろーんって長く縫い流した糸は
左右の身頃をひっ付けるときにきれいに処理します。
次にボタンホールの部分比翼(ひよく)に芯を貼るんですが、
この部分の芯だけは布芯を使ってます。
もちろんボタンホールの補強のために!
下部分を貼らないのは、左右の身頃をひっ付けるときに
生地が数枚重なってしまう部分なんで、カッチカチに硬くなるんで、
少しでも柔らかく穿き心地を良くする工夫です。
ボタンホールを作っていきます。
ボタンホールを作った後、比翼を先ほどフロントを縫った本体に付けます。
以前説明させていただきましたが、もう一度、
一般的には2本針のミシンで縫います。当然ダブルステッチが一回で縫えます。
当然最初から最後まで平行線です。もちろんきれいです!きれいすぎます。
が、2本針ミシンの特徴で、テンションを食い込むほどきつく出来ないんです。
で、ボクは手間が増えますが、本縫い(一本針)を2回掛けます。
微妙にいがみますが、ステッチ1針1針が程よく生地に食い込み、強度とアジが出ます。
つづく
『研き上げた本質・創り上げた良質』
大園 英樹
今日は、前身頃の上前、穿いた時の左手側です!
フロント部分を3つ折りします。
縫うんですが、この部分一般的に裏から縫うことが多いんですが、
ウチの場合、縫い糸は上が20番(太い)で、下糸(ボビン)に30番(細い)を使うんで、
裏から縫うと、表側が30番になってしまいます。
ミシンは針より左は大きく開いていますが、針より右側はミシン本体があって狭いんで、
縫いにくくなりますが、20番を表にした方がやっぱりかっこいいんで・・・
このぴっろーんって長く縫い流した糸は
左右の身頃をひっ付けるときにきれいに処理します。
次にボタンホールの部分比翼(ひよく)に芯を貼るんですが、
この部分の芯だけは布芯を使ってます。
もちろんボタンホールの補強のために!
下部分を貼らないのは、左右の身頃をひっ付けるときに
生地が数枚重なってしまう部分なんで、カッチカチに硬くなるんで、
少しでも柔らかく穿き心地を良くする工夫です。
ボタンホールを作っていきます。
ボタンホールを作った後、比翼を先ほどフロントを縫った本体に付けます。
以前説明させていただきましたが、もう一度、
一般的には2本針のミシンで縫います。当然ダブルステッチが一回で縫えます。
当然最初から最後まで平行線です。もちろんきれいです!きれいすぎます。
が、2本針ミシンの特徴で、テンションを食い込むほどきつく出来ないんです。
で、ボクは手間が増えますが、本縫い(一本針)を2回掛けます。
微妙にいがみますが、ステッチ1針1針が程よく生地に食い込み、強度とアジが出ます。
つづく
『研き上げた本質・創り上げた良質』