2019/09/06 14:20
2017-02-16 19:03:47テーマ：ブログ音楽編２
１９８２年、高１になると小林勝也の”ベストヒットUSA”
という洋楽事典のようなテレビ番組や
クッキーって外国人の人が独特のイントネーションの日本語で
洋楽を紹介する”ポップベティハウス”
そんな番組もあり洋楽との距離が一気に近くなりました。
高校生になっていろんなことが変化しました。
岸和田の中学生は全員ボウズ頭でしたから、
卒業と同時に髪を伸ばし始めるんですが、
・・・なんでオレ剛毛やねん！
高校に入ってすぐサーフィンを始めたんですが、
憧れたサラッサラの横分けサーファーカットは夢と消えました！
聴く音楽は洋楽アイドルから８０年代シンセポップに変化。
今でもよく聴くアーティストを上げると、
ネイキッドアイズ、レイドバック、ユーリズミックス、ヤズー、
ちゃんとしたジャンルはわかりませんが、エアサプライ、
ボビーコールドウェル、ホール＆オーツ
ロックっぽく、ブライアンアダムス、インエクセス、フォリナー、
REOスピードワゴン、スーパートランプ・・・
上げるときりがないですが、聴くジャンルも幅広くなりました。
中でも６０年代終わり～７０年代のイメージが強いですが、
“ザ・ウォール”という映画がきっかけではまった
ピンクフロイドはボクにとって今でも特別なバンドです！
ここで、昭和５7年（１９８２年）頃はどんな感じやったかいうと、
未舗装の道がほとんどなくなり、スーパーマーケットの台頭によって
市場が次々と姿を消し、貸レコード屋という商売がでてきました。
この貸レコード屋さんはお金のない高校生にとって
どれだけありがたい存在やったか！
このジャンルのレコードはどこどのお店が強いとか
学校でも情報交換をしましたね。覚えているのが、
泉佐野駅前にあった貸レコード屋さん（ドレミ？）がレゲェに強く、
そこでいろんなアーティストやレゲェについて教えてもらいました。
レゲェといえばボブマーリーが代表格ですが、ボクはイエローマンや
UロイというDJスタイルのダンスホールレゲェから入り、
ボブマーリーが好きになったのは３０代になってからでした。
服装も変わりましたね、洋楽のプロモーションビデオを参考に赤や黄色の
ポップな色合わせで普段着を楽しみ、お出かけは背伸びをして黒白のモノトーンに！
理由は一つ
“女の子にモテたいから！”
どの世代にも共通してると思いますが女性のほうが流行には敏感で精神年齢も高く、
高２くらいでディスコへ行ってる子が結構
いました。当時のトレンドはヨウジヤマモト、コムデギャルソン
などが通称カラス族と呼ばれるほど黒を基準にした
コーディネイトで、女の子は唇まで黒かったのを覚えています。
本物のDCブランド（高校生のボクには無理）でなくても、
全体をモノトーンにするだけでもギリギリOKでした。
ボクはまだディスコへ行ったことはなかったんですが、
ディスコでどんな曲がかかるのかを女の子に教えてもらったり、
友人の姉が大学生でディスコにはまっていたんで、最新情報を聞くことができました。
ジュニア、ギャップバンド、カメオ、トムトムクラブ、シャノン・・・
これも上げるときりがないですが、とにかくカラフルな曲に
ウキウキ、ワクワクしました。
このころ聴いていた中の一曲を聴くとどうしても思い出してしまう甘酸っぱい？
記憶があるんです・・・
高３の時、大好きやった彼女が遠方に引っ越すことになったんです。
遠距離恋愛か別れるかいろいろ悩み友達にも親にも相談し
苦しみもがいた後、僕たちは遠距離恋愛を選びました。
そしてお別れの日、それがまた船でのお別れ。フェリーターミナルでの二人は
何かしゃべると涙が止まらなくなりそうで、
無性に悲しく言葉を見つけきれず無言の時間を過ごしました。
最後はゆっくりと遠ざかる船に向かって手を振り続けました。
その時、繰り返し繰り返し頭の中で鳴り続けていたのが
レイドバックの“サンシャイン・レゲェ”
♬ 少しだけ微笑んでくれないか？
それだけでいいんだ！
少しだけ微笑んでくれないか？
サンシャイン・レゲェ！
心配ないさ、焦らず慌てず気楽に行こうよ・・・ ♬
こんな感じのごくかるぅ～いレゲェ調のシンセポップ！
その軽いノリと重い別れが弾けあって
涙が止まらなかったのを覚えています。
これぞ、青春の一ページ・・・すてきやん！
と、ここまではいいんですがとにかく若い僕たちには
ゴールが見えず、3か月後に話し合って別れました・・・
このころ卒業するまでしていたバイト先がガソリンスタンドやったんですが、
選んだ理由はガソリンを入れに行ったときフロントに洋楽が流れていて
「ここってずっと洋楽鳴らしてるんですかぁ？」
って聞いてみたら所長以下みんな洋楽好きばかり・・・
それでバイト募集に応募しました。
所長や先輩からもいろんなロックバンドを教えてもらいました。
ハードなのが多かった気がしますが・・・
いろんな音楽に出会った高校生活もそろそろ終わりです。
次回は20代の頃のお話を！
つづく
有）スポテッドホースクラフト
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通２－１７
TEL 072-229-8155
http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
https://www.facebook.com/spottedhorsecraft/
１９８２年、高１になると小林勝也の”ベストヒットUSA”
という洋楽事典のようなテレビ番組や
クッキーって外国人の人が独特のイントネーションの日本語で
洋楽を紹介する”ポップベティハウス”
そんな番組もあり洋楽との距離が一気に近くなりました。
高校生になっていろんなことが変化しました。
岸和田の中学生は全員ボウズ頭でしたから、
卒業と同時に髪を伸ばし始めるんですが、
・・・なんでオレ剛毛やねん！
高校に入ってすぐサーフィンを始めたんですが、
憧れたサラッサラの横分けサーファーカットは夢と消えました！
聴く音楽は洋楽アイドルから８０年代シンセポップに変化。
今でもよく聴くアーティストを上げると、
ネイキッドアイズ、レイドバック、ユーリズミックス、ヤズー、
ちゃんとしたジャンルはわかりませんが、エアサプライ、
ボビーコールドウェル、ホール＆オーツ
ロックっぽく、ブライアンアダムス、インエクセス、フォリナー、
REOスピードワゴン、スーパートランプ・・・
上げるときりがないですが、聴くジャンルも幅広くなりました。
中でも６０年代終わり～７０年代のイメージが強いですが、
“ザ・ウォール”という映画がきっかけではまった
ピンクフロイドはボクにとって今でも特別なバンドです！
ここで、昭和５7年（１９８２年）頃はどんな感じやったかいうと、
未舗装の道がほとんどなくなり、スーパーマーケットの台頭によって
市場が次々と姿を消し、貸レコード屋という商売がでてきました。
この貸レコード屋さんはお金のない高校生にとって
どれだけありがたい存在やったか！
このジャンルのレコードはどこどのお店が強いとか
学校でも情報交換をしましたね。覚えているのが、
泉佐野駅前にあった貸レコード屋さん（ドレミ？）がレゲェに強く、
そこでいろんなアーティストやレゲェについて教えてもらいました。
レゲェといえばボブマーリーが代表格ですが、ボクはイエローマンや
UロイというDJスタイルのダンスホールレゲェから入り、
ボブマーリーが好きになったのは３０代になってからでした。
服装も変わりましたね、洋楽のプロモーションビデオを参考に赤や黄色の
ポップな色合わせで普段着を楽しみ、お出かけは背伸びをして黒白のモノトーンに！
理由は一つ
“女の子にモテたいから！”
どの世代にも共通してると思いますが女性のほうが流行には敏感で精神年齢も高く、
高２くらいでディスコへ行ってる子が結構
いました。当時のトレンドはヨウジヤマモト、コムデギャルソン
などが通称カラス族と呼ばれるほど黒を基準にした
コーディネイトで、女の子は唇まで黒かったのを覚えています。
本物のDCブランド（高校生のボクには無理）でなくても、
全体をモノトーンにするだけでもギリギリOKでした。
ボクはまだディスコへ行ったことはなかったんですが、
ディスコでどんな曲がかかるのかを女の子に教えてもらったり、
友人の姉が大学生でディスコにはまっていたんで、最新情報を聞くことができました。
ジュニア、ギャップバンド、カメオ、トムトムクラブ、シャノン・・・
これも上げるときりがないですが、とにかくカラフルな曲に
ウキウキ、ワクワクしました。
このころ聴いていた中の一曲を聴くとどうしても思い出してしまう甘酸っぱい？
記憶があるんです・・・
高３の時、大好きやった彼女が遠方に引っ越すことになったんです。
遠距離恋愛か別れるかいろいろ悩み友達にも親にも相談し
苦しみもがいた後、僕たちは遠距離恋愛を選びました。
そしてお別れの日、それがまた船でのお別れ。フェリーターミナルでの二人は
何かしゃべると涙が止まらなくなりそうで、
無性に悲しく言葉を見つけきれず無言の時間を過ごしました。
最後はゆっくりと遠ざかる船に向かって手を振り続けました。
その時、繰り返し繰り返し頭の中で鳴り続けていたのが
レイドバックの“サンシャイン・レゲェ”
♬ 少しだけ微笑んでくれないか？
それだけでいいんだ！
少しだけ微笑んでくれないか？
サンシャイン・レゲェ！
心配ないさ、焦らず慌てず気楽に行こうよ・・・ ♬
こんな感じのごくかるぅ～いレゲェ調のシンセポップ！
その軽いノリと重い別れが弾けあって
涙が止まらなかったのを覚えています。
これぞ、青春の一ページ・・・すてきやん！
と、ここまではいいんですがとにかく若い僕たちには
ゴールが見えず、3か月後に話し合って別れました・・・
このころ卒業するまでしていたバイト先がガソリンスタンドやったんですが、
選んだ理由はガソリンを入れに行ったときフロントに洋楽が流れていて
「ここってずっと洋楽鳴らしてるんですかぁ？」
って聞いてみたら所長以下みんな洋楽好きばかり・・・
それでバイト募集に応募しました。
所長や先輩からもいろんなロックバンドを教えてもらいました。
ハードなのが多かった気がしますが・・・
いろんな音楽に出会った高校生活もそろそろ終わりです。
次回は20代の頃のお話を！
つづく
有）スポテッドホースクラフト
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通２－１７
TEL 072-229-8155
http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
https://www.facebook.com/spottedhorsecraft/
