2019/09/06 14:24

2017-03-02 10:36:37テーマ:ブログ

音楽編まとめ
 
30代のころから明けても暮れても大道のアメリカ音楽でしたが、
並行して新しいアーティストとの出会いも常にアンテナを張り巡らせ、
気に入った人が見つかるとその人を掘り下げて聴いていく。
そんなスタイルが定着しましたね!
 
1994年(日本版98年発売)“ワイゼンボーン”という
アコースティックスライドギターを操る新人ベン・ハーパー
(1969年生まれ)のファーストアルバム
“ウェルカム・トゥ・ザ・クルーエル・ワールド”を知りました。
そのファーストアルバム粗削りながらブルージーなメロディと
あまぁい歌声にはまりました。そして何よりボクより3つ年下のほぼ同世代、
大道のというかレジェンドミュージシャンの多くはすでに他界してるんで、
ベンハーパーがどんな風に成長していくのか
リアルタイムに体験できる喜びがありました。
ボクが行ったライブは心斎橋クラブクアトロでキャパが小さいこともあって
すぐそこにベンハーパーがいるんです。
ばんばん売れてキャパが大きくなった後では味わえない感動でしたね!
 
ライブスタートの数時間前、嬉しすぎて早くクアトロに着いたボクは時間つぶしで
隣の楽器屋さんでギターを見てたんですが、
なんかガスが尻から飛び出しそうになってきたんで、
人の少なかったドラム展示の辺にそれとなくいって静かに放出!

 
冷や汗がでるくらいファンキーな香りに包まれたその場に
一人の外国人が近寄ってきたんです。
 
万事休す!
 
ボクは開き直って知らんぷりでその場を離れましたが、
あの人かなり吸い込んだと思います。
日本に来て一番腹が立った思い出になるんちゃうかなぁと心配になりました。
そんなこんなで時間が過ぎ、ライブ開始!
 
「・・・あれ、パーカッションの人どっかでみたような・・・!」
心の中で「さっきはすいませんでした」って思い切り謝りました。
 
95年発売のセカンドアルバム~06年まで正規発売の7枚
出るのを心待ちにして手に入れていきましたが、
次のアルバムの名義が“リレントレス7”となり、内容もロック色が強すぎて
ベンハーパーの持ち味の音の鳴っていない空間や弦をスライドするときに出る
「きゅ!」って音がライ・クーダーっぽくて(ボクはそう思ってる)
かっこいい部分がなくなりただうるさいだけでがっかりしました。
(人それぞれの感じ方があると思うのでどうかご容赦ください)
それ以来ベン・ハーパーは買っていませんし聴いていません!
アイフォンからも全アルバム削除しました。
なぜと聞かれても明確な答えはないんですが、
なんとなく“満たされた人の過激さ”“セレブのお遊び”って感じがして嫌になりました。
 
人は変わる!
もちろんボクも!
 
人のふり見て我がふり直せ!
ボクも慢心しないよう気を付けようと思ってます。
 
最近になってまたベンハーパーが気になりちょこちょこ
ユーチューブなんかでチェックしてますが、原点へ戻りつつあるように思います。
また新譜がほしくなる日がきますかねぇ?
(専門家でもないのに偉そうなこと言ってすいません)
 
2017年(平成29年)ボクは今年で51才になりますが、
今もアンテナを張り続けています。ジャンルはその時の気分で変わりますが、
 
最近のお気に入りはフォーク系で
アンガス&ジュリア・ストーン

 
 
オルタナティブ系の
ニコール・ミラー

 
 
エマ・ルイーズ
 

 
 
 
 
たまたま、みんなオーストラリアの人なんです。
 
音楽編をこうして振り返ってみるとかなり雑食ですよね、ボク!
 
かといって“広く浅く”でもないんです!
気になるアーティストの歴史を知ることでもっと好きになれるし、
調べること自体が楽しいんで結構マニアックなところまで
いってると思います。(最近調べてもすぐ忘れるんですが!)
そのおかげかどうかわかりませんが、息子が聴いてる曲が聴こえてきた時なんか
 
「この原曲、〇〇って知ってたぁ!」
 
「「えぇ、この曲ってカバーやったんやぁ!」」
 
「そや、19●●年のナニナニっちゅうアルバムに入ってるでぇ」
 
「「へぇ~!」」
 
まぁちょっとええ気分ですよぉ~!
 
今でもその時の気分にマッチした音楽が流れていないと
嫌なんです。このブログを書いてる今も
アンガス&ジュリアが流れています。
 
BGMとして流してる時には気づかないことも家でじっくり
聴いてみると、音がないと思ってたところに効果音が入ってたり
バンド全員でのスタジオ一発どりの空気感を感じたり、
そのアーティストの表現力や音に対するこだわりが
不意にボクの服作りのヒントになったりします。
 
例えばステッチは3針返し縫い(バック)して終わるのが
普通なんですが、それがなんか頼りなく感じて5針バックしてみると、
ステッチが微妙にずれて美しくない。
そんな時何気なく聴いていた曲の音の重ね方が妙に頭に残って、
そこからなぜか「バックで縫うからずれるんや、Uターンして5針
きっちり重ねて返すと粋に見えるんちゃうか!」
思いつき、やってみるとしっくりきた!
というようなことが結構あります。
 
単に釈然としてないことが頭の隅にあり、
音楽を聴いてリラックスしてるから思考回路が
柔軟に働いただけかもしれませんが、
 
 
それも含めて音楽がボクの服作りへの影響力を持ってる
ということになると思います。
 
そして聴くジャンルを限定しないことは
柔軟に物事をとらえられる基になってると思います。
 
まぁ、そう思えるボクって能天気なんかもしれませんが。
 
の~みゅーじっく・の~らいふ!(笑)
 
                       終わり
 
 
(有)スポテッドホースクラフト 
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通2-17
TEL 072-229-8155
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