2019/09/06 14:32
2017-03-23 08:59:25テーマ：ブログ自動車編
最近の若者はあまり自動車に興味がないという話をよく耳に
しますが、ボクの世代の多くが自動車大好きやと思います。
ボクの場合、波乗りに行くための大切な相棒であり
音楽を大音量で聴ける自分だけの動く部屋です。
ボクの車選びの基準は免許取り立ての頃の
ある出来事によって作られました。
それは波乗りにどっぷりはまってた高３の冬、
波が上がりそうな１２月のある日、友達５人で南紀（和歌山南部）へ行くことに。
ボクも友達もまだ車を持っていなかったんで
D君のお父さんが長年大切に乗ってる愛車を
使わせていただくことになりました。
簡易的なルーフキャリアにサーフボードをくくりつけ、
夜中に出発！とにかく若いボクたち、お気に入りの音楽を聴きながら
ワイワイガヤガヤ会話が途切れることもなく、
目的地まであと１時間ちょいのところまで来た時、
“キョイ～～～ン”
エンジンルームから異音がなり、けむり？水蒸気？が・・・
初めての経験に全員パニック！
何とか落ち着きを取り戻したボクたちは、
エンジンを切って夜が明けるのを待ち、
修理工場を探すことにしました。
明るくなってきたので、まずガソリンスタンドを探そうと
少し歩いたところに釣り道具屋さんがあり、
そこで事情を話すと修理工場を教えてくれました。
（ここの記憶があいまいなんですが、電話してくれたと思います）
レッカー車で修理工場に運んで調べてもらうと、
ウオーターポンプが破損して交換しないと無理ということで、
メーカーに部品もあるんで修理はできるとのことでしたが、
全員でお金を出し合いましたが全く足らず、
誰かが言い出したんです・・・パチンコで稼ごうって！
で、ギャンブルが全く苦手なボクは除外で
４人でパチンコしたんです！
・・・ほんまに勝ったんです！あほでしょ！青春でしょ！
修理工場のおっちゃんに車を借り目的地へ行ってみると、
頭くらいのええ波（水面から約１，８ｍ）が立ってるのに
誰も入ってない！！
その日の写真ではありませんが・・・その当時のイメージです！
トラブルに見舞われたボクら５人に神さんがくださったギフト！
今まで３０数年間波乗りをしてきた中でも３番以内に入る
最高の波を堪能させていただきました。
修理も無事に終えお金も払っての帰り道、
波乗りの疲れと睡魔と空腹に悩まされる中、
ポケットに残ってた１０円玉や５円１円玉を出し合い
食べ物を買うことにしました。
買えたのは食パン一斤と牛乳１リットルパック！
パンはいいんですが牛乳、回し飲み！
パンにがっついて喉を詰まらせ牛乳で流し込むんで、
ボクに回ってきた時牛乳の中にパンが入ってて
「うぇえっ～！きっしょ～！」
それ以来回し飲みはできなくなりましたね！
もう誰もお金を持ってなかったんで高速道路にも乗れず、
ヘロヘロになりながら真夜中にようやく家にたどり着きました。
“古い車はあかん、最新式に乗ろぉ”
若かったボクは単純にそう思いました。
高校を卒業した１９８５年、ボクの周りでは四輪駆動車が流行っていて
四駆がほしかったんですが値段が高くて買えず、
初めてのマイカーになったのはスズキ“アルト”でした。
これ、ボクのです！
最新式とはいえませんがサーフラックを
付けたり、リアウインドウにすだれを付け南国っぽくしたり、
自分なりのカスタムを楽しみました。
そして２３歳の時にようやくミツビシ“パジェロ”を購入！
憧れの四駆・・・いつどこで四駆にして走る？
先輩や友人がすでに加入していた“泉四駆会”に
ボクも加入させていただいて、未舗装の山道やダートコースのような
ところで遊ばせてもらいました。
でも、疑問に思う時がちょいちょいあったんです。
実生活の中で四駆の出番ってどれだけあるんやろ？って。
雪道では心強いですが、二輪駆動車と同じように冬用のタイヤは
やっぱり要るし！災害時は役に立つかもしれないですが、
それも考えにくいし！
スーパーカーが３００ｋｍのスピードが出るといってもたぶん、
出した人は極まれなのと同じで、ほんまに必要なんかと？？？
そんな疑問もあって１９９７年次の相棒に選んだのは、
ボルボ“９４０”エステート（ワゴン）このチョイスは
安全性の重視と外車に乗ってみたかったからなんですが、
乗ってみて感じたのは“シンプルで無骨”これがボクにドンピシャにはまりました。
それ以後、クライスラー“グランドワゴニア”→
ボクのです！
フォルクスワーゲン“マルチバン”ウエストファリア→
ビュイック“リーガル”ワゴン（現在も嫁さん号として活躍中）
→そして四駆最高峰メルセデスベンツ“ゲレンデバーゲン”（W463）
を手に入れました。ある日のこと、エンジンをかけギアをドライブに入れ
アクセルを踏んだんですがエンジン音だけが吹き上がり前に進みません・・・
もう一度ギアを確認したんですが、ちゃんと（D）に入ってる・・・
もう一度入れなおしたりエンジンを切ったりしたんですが全く動きません！
ディーラーに電話をかけて取りに来てもらったんですが、
診断の結果コンピューターの基盤を交換！
もしこれが海に行った時やったら昔とおんなじことになってる～！
四駆最高峰～？
コンピューター基盤～？
これで昔思った、“古い車はあかん、最新式に乗ろぉ”が消え
“コンピューター制御の少ない時代のに乗ろぉ”になりました。
つづく
（有）スポテッドホースクラフト
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通２－１７
TEL 072-229-8155
http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
https://www.facebook.com/spottedhorsecraft/
最近の若者はあまり自動車に興味がないという話をよく耳に
しますが、ボクの世代の多くが自動車大好きやと思います。
ボクの場合、波乗りに行くための大切な相棒であり
音楽を大音量で聴ける自分だけの動く部屋です。
ボクの車選びの基準は免許取り立ての頃の
ある出来事によって作られました。
それは波乗りにどっぷりはまってた高３の冬、
波が上がりそうな１２月のある日、友達５人で南紀（和歌山南部）へ行くことに。
ボクも友達もまだ車を持っていなかったんで
D君のお父さんが長年大切に乗ってる愛車を
使わせていただくことになりました。
簡易的なルーフキャリアにサーフボードをくくりつけ、
夜中に出発！とにかく若いボクたち、お気に入りの音楽を聴きながら
ワイワイガヤガヤ会話が途切れることもなく、
目的地まであと１時間ちょいのところまで来た時、
“キョイ～～～ン”
エンジンルームから異音がなり、けむり？水蒸気？が・・・
初めての経験に全員パニック！
何とか落ち着きを取り戻したボクたちは、
エンジンを切って夜が明けるのを待ち、
修理工場を探すことにしました。
明るくなってきたので、まずガソリンスタンドを探そうと
少し歩いたところに釣り道具屋さんがあり、
そこで事情を話すと修理工場を教えてくれました。
（ここの記憶があいまいなんですが、電話してくれたと思います）
レッカー車で修理工場に運んで調べてもらうと、
ウオーターポンプが破損して交換しないと無理ということで、
メーカーに部品もあるんで修理はできるとのことでしたが、
全員でお金を出し合いましたが全く足らず、
誰かが言い出したんです・・・パチンコで稼ごうって！
で、ギャンブルが全く苦手なボクは除外で
４人でパチンコしたんです！
・・・ほんまに勝ったんです！あほでしょ！青春でしょ！
修理工場のおっちゃんに車を借り目的地へ行ってみると、
頭くらいのええ波（水面から約１，８ｍ）が立ってるのに
誰も入ってない！！
その日の写真ではありませんが・・・その当時のイメージです！
トラブルに見舞われたボクら５人に神さんがくださったギフト！
今まで３０数年間波乗りをしてきた中でも３番以内に入る
最高の波を堪能させていただきました。
修理も無事に終えお金も払っての帰り道、
波乗りの疲れと睡魔と空腹に悩まされる中、
ポケットに残ってた１０円玉や５円１円玉を出し合い
食べ物を買うことにしました。
買えたのは食パン一斤と牛乳１リットルパック！
パンはいいんですが牛乳、回し飲み！
パンにがっついて喉を詰まらせ牛乳で流し込むんで、
ボクに回ってきた時牛乳の中にパンが入ってて
「うぇえっ～！きっしょ～！」
それ以来回し飲みはできなくなりましたね！
もう誰もお金を持ってなかったんで高速道路にも乗れず、
ヘロヘロになりながら真夜中にようやく家にたどり着きました。
“古い車はあかん、最新式に乗ろぉ”
若かったボクは単純にそう思いました。
高校を卒業した１９８５年、ボクの周りでは四輪駆動車が流行っていて
四駆がほしかったんですが値段が高くて買えず、
初めてのマイカーになったのはスズキ“アルト”でした。
これ、ボクのです！
最新式とはいえませんがサーフラックを
付けたり、リアウインドウにすだれを付け南国っぽくしたり、
自分なりのカスタムを楽しみました。
そして２３歳の時にようやくミツビシ“パジェロ”を購入！
憧れの四駆・・・いつどこで四駆にして走る？
先輩や友人がすでに加入していた“泉四駆会”に
ボクも加入させていただいて、未舗装の山道やダートコースのような
ところで遊ばせてもらいました。
でも、疑問に思う時がちょいちょいあったんです。
実生活の中で四駆の出番ってどれだけあるんやろ？って。
雪道では心強いですが、二輪駆動車と同じように冬用のタイヤは
やっぱり要るし！災害時は役に立つかもしれないですが、
それも考えにくいし！
スーパーカーが３００ｋｍのスピードが出るといってもたぶん、
出した人は極まれなのと同じで、ほんまに必要なんかと？？？
そんな疑問もあって１９９７年次の相棒に選んだのは、
ボルボ“９４０”エステート（ワゴン）このチョイスは
安全性の重視と外車に乗ってみたかったからなんですが、
乗ってみて感じたのは“シンプルで無骨”これがボクにドンピシャにはまりました。
それ以後、クライスラー“グランドワゴニア”→
ボクのです！
フォルクスワーゲン“マルチバン”ウエストファリア→
ビュイック“リーガル”ワゴン（現在も嫁さん号として活躍中）
→そして四駆最高峰メルセデスベンツ“ゲレンデバーゲン”（W463）
を手に入れました。ある日のこと、エンジンをかけギアをドライブに入れ
アクセルを踏んだんですがエンジン音だけが吹き上がり前に進みません・・・
もう一度ギアを確認したんですが、ちゃんと（D）に入ってる・・・
もう一度入れなおしたりエンジンを切ったりしたんですが全く動きません！
ディーラーに電話をかけて取りに来てもらったんですが、
診断の結果コンピューターの基盤を交換！
もしこれが海に行った時やったら昔とおんなじことになってる～！
四駆最高峰～？
コンピューター基盤～？
これで昔思った、“古い車はあかん、最新式に乗ろぉ”が消え
“コンピューター制御の少ない時代のに乗ろぉ”になりました。
つづく
（有）スポテッドホースクラフト
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通２－１７
TEL 072-229-8155
http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
https://www.facebook.com/spottedhorsecraft/
