2017-04-06 08:34:58テーマ：ブログ

総まとめ
 
そもそもオーラって何なのか？ボクは
 
オーラ＝信念の輝き　
 

 
かなぁと思っています。
その信念はどこからどうやって生まれたものなのか？
その源を探るため、ジャンル別に１３回に渡って
ボクの経験や考え方を書いてきたんです。
 
このシリーズを読んでくださった方はお分かりいただけたかと
思うんですが、最初から好きなものがピシッと決まってるんでは
なく、いろいろ寄り道をしながら少しずつ固まっていくんです。
 
洋服屋の道も
DCブランド販売員
→クロージングメーカー生産
→デニムカジュアル縫製工場（修業）
→デニムウエア全行程自社生産（独立）
と、デザイナーズ、トラッド、ヴィンテージデニムと、
性格の違う世界を見させていただきました。
このすべてを自分のフィルターを通し吸収し、
長い年月をかけようやく持った信念は
 
“ぶれない”
 
ということ！
 
“ぶれず、流行りに流されず、
どこまでも愚直にシンプルに服と向き合うこと”
 
武骨でかっこいい言葉の響きとは逆に
実行することの難しさを持ったこの言葉こそ、
ボクが一生をかけて取り組むテーマやと
思い定めるようになりました。
ボクの信念を貫くモノづくりの目標が、
 
テーラーメイドのジャケットやドレスシューズに
合わせても見劣りしないジーンズ！！
 
これがボクにしかできないジーンズやと思います。
ジーンズってカジュアルなコーディネイトが
合わないわけないんですが、ドレスのアイテムと合わせた時、
ボクの主観ですが野暮ったく見えるというか、なじまないというか・・・
唯一合うのが洗い倒してうっすい水色になって穿き倒して破けた
ヴィンテージ（古着）かな！
でもこれは美女と野獣的なギャップが創り出す偶然の調和やと思うんです。
 
それを必然の調和にするためにはどうしたらいいのか？
２０１１年“OZONO”を立ち上げてからずっと考え、
試行錯誤を繰り返しながら少しずつ少しずつ探り続けたどり着いたのは、
 
“白ごはんの存在感のジーンズ”
 
例えていうと、毎日３度いただく食事の時のお米が
毎回チャーハンやったら、たぶん１日でギブアップですよね！
やっぱり炊きたての白ごはんでしょ！
それにチャーハンか白いお米かを先に決めてから、
おかずを決めるってこと、ないですよね！
服も上着を先に決めると思います。
どんな上着にでも合うジーンズ！
 
おかず　＝　上着
チャーハン　＝　デザインデニム
白ごはん　＝　OZONOデニム
 
白ごはん、日頃意識しないで食べてると思いますが、
水加減が変わったりお米の種類が変わった時だけ違和感を感じませんか？
日頃意識しないのに存在感が大きいってことやと思うんです。
 
お米（品質、種類）　＝　生地（糸、染め）
炊き方（水洗い方、水量）　＝　縫い方（工程数、糸のテンション）
 
なんか似てると思うんです！
シンプルやからこそ、奥が深く奥義にたどり着くまで
永い年月がかかりそうです！！
 
“ぶれず、流行りに流されず、
どこまでも愚直にシンプルに服と向き合うこと”
 
やっぱりこの言葉が“白ごはん＝OZONOデニム”への
唯一の片道切符に思います。この言葉が基となって生まれた
OZONOブランド理念
 
“研き上げた本質・創りあげた良質”
 
いつまでもいつまでもこの言葉を忘れずに創り続けていきます！
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり
 
 
14話に渡って読んでくださった皆様、
ほんまにありがとうございました。
これからもいろんなことを書かせていただきますので
どうかよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
（有）スポテッドホースクラフト　
大園　英樹
大阪府堺市堺区二条通２－１７
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