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2017-04-14 08:05:33テーマ:ブログ
 
ジーンズを取り入れたコーディネイトを楽しむ時のボクのお勧めジーンズは、
太くも細くもなくできるだけシンプルで、上質な素材のものです。
というのも、極端に太い、または細いシルエットや
個性的なデザインのジーンズに、バランスよくトップスや
インナーを合わせるには、高度なテクニックが必要でお勧めできません。
 
特別な演出よりも清潔感が出るようにすればさりげないけど、
好感が持てるコーディネイトになるでしょう!
 
色は濃いインディゴ~淡いインディゴまでお好みで良いと
思いますが、インディゴ100%か天然藍染100%が
自信を持てていいと思います。あと後のことを考えても、
間違いなく良い色落ちをしてくれますので!
皆さんそんなのは当たり前とお思いかもしれませんが、
実はインディゴ染って、一回では紺色には染まらないんです。
最低でも10回くらい、多いと20数回染というようなものもあり
時間と材料費がかかり値段が上がります。
そこで染める回数を減らしても濃く染める方法として、
別の染料を混ぜることがあります。
コスト面から言えば決して悪いことではありませんが、
ボクは使いません。手間暇かけて作ったもののほうが
アジが出ると信じているからです!
 
流行のシルエットやコーディネイトを否定しているのでは
ありません。ボクにとっては、流行りもしないが
廃りもしないド定番のほうが楽しいんですね。
なぜなら好きな人だけが気づくようなこだわりを
いっぱい詰め込めるからです。
 
よくお客さんからジーンズの正しい洗い方、保管方法を
質問されることがありますが、状況や環境が違えば方法も
変わるんで、これが正解というものはないと思います。
それを前提にボクがやっていることをいいますと、
 
・洗い方→1本のジーンズをほぼ毎日穿くのでひと月に一度
      裏返しで洗濯機で洗剤を少し入れて洗い、
(今は液体洗剤使用)裏返しのまま自然乾燥(たまに天日干し)
干すときに耳が浮いていたら、手でぺたんと寝かせるようにしています。
OZONOデニムの場合、洗うたびこれをやると数回で浮いてこなくなります。
これは縫う時に入れるアイロンを裏表しっかり入れるのと、
仕上げの時にももう一度入れています。
 
・保管方法→Sカンフックなどにバックセンターのベルトループを
引っ掛けると、たたみシワが入らず空気が通るので
湿気がこもらないのでお勧めです!
ボクは、ダイニング椅子の背もたれに引っ掛けてますが、
少々行儀が悪いかと!(苦笑)
 

 
ここ数年、1本のジーンズを徹底的に穿いて耐久性や色落ちを
検証してきましたが、納得できる内容になってきましたので
自分で生地を選び、裁断、縫製しマジックウォッシュまでする
OZONOデニムを自分自身で楽しもうと思います。
具体的にいうと・・・
 
・ワンウォッシュの濃いインディゴ色を1本

 
 
・マジックウォッシュした淡い水色を1本
 

 
型はサイプレスのジャストサイズ30インチ!
 
1本増えただけなんですが、今はこれで十分かな!
今まではワンウォッシュから穿くのは色落ちさせる
過程でしかなかったんですが、これからは濃い色を
楽しむために穿くんです!
 
60年代ストレートを基にしたこの型を作って
20年近くになりますが、この型ばっかり穿き続けています。
ほかの型も穿こうと思うんですが、
結局サイプレスに手が伸びるんです・・・
ボクにはこれが一番しっくりくるんで仕方ないですね!
もちろん似合う型は人それぞれですし、
いろいろな型を穿きたい人もいるんで、
そこはご自分に合ったスタイルを楽しみましょう!
 
                 おわり
 
(有)スポテッドホースクラフト 
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通2-17
TEL 072-229-8155
http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
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ボクのデニムの選び方!