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2017-05-18 17:22:12テーマ:ブログ
“アルダー”ワークジャケット
デニムウエアの上着といったら、Gジャン、カバーオールがまず浮かびますが、
レストランに着て行っても(もちろんドレスコードにもよりますが)オッケーな
ワークジャケットが欲しくて、作ることにしました!
基となったヴィンテージワークジャケットを着用した自分を鏡で見ると、
ワークにしては細身で洗練された感じがして好印象でした。
 
が、着心地は最悪で、腕が全く上がりません・・・
 
ワークウエアで動けないのは致命傷ですね!
 
縫製もえげつなく汚いです!
 
そこでアウトラインと、ポケットなどはヴィンテージを手本にし、
型紙、縫製は徹底的にOZONO流に研き上げることにしました。

 
 
 
弊社スタッフのKさん、縫製技術も一級品ですが、
パターン(型紙)も引くんです!両方できるってすごいです・・・
ボクは20代の時パターンの夜間学校に行きましたが、
半年(基礎課程修了)で脱落しました。
結果、引けないくせに理屈は解ってる“めんどくさいやつ”になりました!!
 
で、ボクが求める完成度はいつも高いんでKさんは苦労をするんですが、
妥協しないで頑張ってくれています。
型紙を引いてはトワル(粗布)で仮縫いしボクが試着して、
可動範囲やシワをチェック、しわがなくなる角度につまみ直し
待ち針で止めます。その修正部分を型紙に反映させ、再度仮縫い・・・
ただでさえ細かい作業をボクの細かい要望に嫌な顔一つせず、
何度も何度も修正してくれ、4回目で理想通りの型が出来ました。
 
早速、本番用生地でサンプルを縫いました。
ステッチは無理に太い糸を使わず、色は生地同色でシンプルで落ち着いた
イメージにしました。
すると、
 
ワーク?
テーラードやん!
 
って思うくらい(自分だけの思い込みかも)上品に仕上がりました。
 

 
 
 
 
いろんな生地でこのアルダーを作って着心地と印象を試して、
9,5オンス・インディゴ(横糸杢)の生地がかっこいいんで、
これで製品にしました。
 
色落ちサンプルを作るべくほぼ毎日着ていますが、飽きません!
ほんまにマイブームです!
 

 
 
 
 
(有)スポテッドホースクラフト 
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通2-17
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