2017-06-01 10:36:22テーマ：ブログ

インディアンジュエリー、最初に出会ったのはいつやったかなぁ・・・
たしか、高校生になってサーフィンを始めた頃やったような・・・
とにかく覚えているのは日焼けした褐色の肌にターコイズブルーの
コントラストのかっこよさにやられてしまったことです！
それかから約３５年たった今も大好きですね！
 
ボクは収集する趣味はないんで数は少ないんですが、
ペンダントトップ・バングル・リング・マネークリップ、
ナバホ族・ホピ族、出会ったその時々に縁を感じたものを
いくつか所有しています。
 
 

 
 
ナチュラルターコイズは知れば知るほど奥が深く、
採掘期間１年で、採れた量も極わずかなコレクター石の
ランダーブルー、もし出会えたとしても百万円を超える事も！
写真だけでもうっとりするほどオーラが伝わってきます。
 
ターコイズという石はとてももろいので、
樹脂を注入して強度を高めるスタビライズド加工や、
化学薬品で強度を高めるザッカリー加工というのもあるそうで、
私たち素人が見ても全くわかりません。
良質なナチュラルターコイズをお探しなら、じっくり時間をかけて
信頼できるお店を探すことをお勧めします。
 
 

 
 
ボクの場合、マジックウォッシュ作業時はもちろん、
縫い上がったジーンズを洗ったり、ミシンを踏んでもインディゴが
手につくんで、しょっちゅう手を洗います。
ナチュラルターコイズは水に弱いんで本当は加工された
ターコイズのほうが合ってるんですが・・・
やっぱりねぇ・・・ナチュラルターコイズの存在感がたまりません。
 
リングじゃなくペンダントにしようとか、
いろいろ考えるんですが、ボクが一番好きなのはやっぱりリング！
 
で、水を使うたびに外す習慣を付けようとずっと頑張ったんですが、
やっぱり忘れてリングしたまま水に手を濡らしてしまうんです。
それなら石なしのリングをしよう！
 
そうなるとホピ族独特のオーバーレイ技法（刻み目模様を入れたベースと、
モチーフを切り抜いた２枚のシルバーを貼り合わせる）で表現される
“思い”のこもったモチーフ意味を楽しみたいですね！
 
例えばボクが大好きなモチーフで“サンダーバード”
インディアンの神話に出てくる伝説の鳥で、火を象徴するモチーフであり、
リーダーシップの象徴であり、無限の幸福を運んでくるという意味があります。
が、ボクの愛読本「メディスン・ホイール　シャーマンの処方箋」
サン・ベア＆ワブン著（小林加奈子訳）の中で、
 
最初は善良で親切な大きな大きな鷹っだたんですが、
ある時、雷の精霊から特別な力を授かりました。
時が経つとともにだんだん感謝の気持ちを忘れ、どんどん傲慢になり、
挙句のはてに雷の精霊を侮るようになってしまいました。
そしてついに偉大なる精霊から罰として
「火の玉となって飛び続けこれまで傷つけた者たちに奉仕しなさい」
と言われ火の鳥サンダーバードとなりました。
 
 

 
 
この話を読んで、自分の戒めとしてサンダーバードのモチーフを
持つようになりました。
 
 
２０数年前ぼくが大好きなバーナード・ダワホヤさんのアトリエがある
 
 

（アリゾナ州無形文化財の称号を持つバーナード・ダワホヤ氏）
 
 
アリゾナ州セカンドメサを訪ねた時、ダワホヤさんのお人柄と作風にほれ、
数点譲っていただきましたが、恐れ多くてサンダーバードありますか？
とは言えませんでした。（その時に手に入れたのはイーグル）
 
 

 
 
これって縁のもんやから何回か来たら出会えるかなぁ・・・
って、思ってたんですがそれ以降行けてないんです。
そして残念ながら２０１０年に永眠されたそうです。
 
インディアンジュエリーって、ターコイズだけじゃないんですよね！
こうやって好きな作家さんが出てきたり、
ひょんなことからファンになったり・・・
ほんまに出会い、縁、やと思います。
 
・・・このブログ書きながら何回手を止めて
インディアンジュエリーの箱を開けて眺めてるか・・・
 
書いてるより眺めてる時間のほうが長い！
またやぁ～、何やってんねん！
 
 
 
 
 
 
（有）スポテッドホースクラフト　
大園　英樹
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