2019/09/06 15:23

2017-06-19 13:55:07テーマ:ブログ
ええほうのセルヴィッチ!
なんのこっちゃ?
と思われますよね!
 
一般的に赤耳(白い帯の中の入ってるステッチ色によって
赤耳・茶耳・黄耳など・・・)と呼ばれるセルヴィッチのデニム生地を使った
ジーンズは良いとされていますが、実はその耳の形状が数種類あり“アタリ”が
出やすいものと、出にくいものがあります。
 
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
 

 
白耳で、綾目がノの字になってるのがわかりますか?
つまり右上から左下に向かって織られています。
これを右綾(みぎあや)といいます。
 
 
 

 
次は赤耳で、左上から右下に向かって織られています。
これを左綾といいます。
そのほかにも平織もありますし、耳の巾も一般的には2mm~3mmですが、
極端に細い、太いものもあります。
 
そのすべてが“アタリ”の良し悪しに直結するとは言い切れませんが、
各メーカー各生地屋さんがきれいな“アタリ”を出すために素行錯誤を
繰り返しています。
 
その中で一つ!
巻耳(通称)という形状があります。
写真ではもっと伝わりにくいかと思いますが、
 

 
白い耳の端が手前に巻いてるのが見えますか?
 
 

 
こうやって耳をつまんだまま左側に指を滑らせると、
指先に巻いた部分が引っ掛かります!
 
この形状の耳は“アタリ”が出やすいです!
逆に、指先に引っ掛かりを感じないフラットな耳は
出にくいといえます。(出ないのではありませんが)
 
もちろん穿き方、保管方法、洗い方で耳のアタリも変わりますので、
一概には言えませんが・・・
 
OZONOでは、よりきれいな耳のアタリがでるよう、
巻耳のセルヴィッチしか使いません!!
 
 
 
 
 
(有)スポテッドホースクラフト 
大園 英樹
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ええほうのセルヴィッチ!