2019/09/06 15:26

2017-06-29 18:46:39テーマ:ブログ
 
・・・ついにこの時が来てしまいました。
15年(正確な年数は覚えていませんが)以上働いてくれた
ボタンホール(ハトメ)ミシンが壊れました。
 

写真手前が、壊れたリース、奥がディアナ!
 
 
「もう部品がないから次に壊れたら終わり」といわれてからも、
ミシン屋さんの調整テクニックで1年間調子よく動いてたんですが、
先日針が折れたことが引き金で重要部品が破損、
アメリカ本国にもその部品はないとのことで、
買い替えることを余儀なくされました。
 
以前からドイツ製のデュルコップというメーカーのモノが欲しかったんですが、
ミシン屋さんから国産のディアナというものを勧められました。
 
(この話は全部中古ミシンです。というのも新品の電子制御ミシンやと、
250万円ほどしますし、機械式のほうが好きなんで・・・
えっ!買えないから負け惜しみちゃうかって、ほんまにちゃいますて!)
 
ボク
「えぇ!ディアナかっこ悪いからいややなぁ!」
 
ミシン屋さん
「「見た目は置いといて、コンディションが良く、メンテナンスしやすいで!」」
 
「それに14オンスの帯部分は、縫えます?ディアナって確か職業用ですよね!」
 
「「そおやけど、少量生産の御社のモノづくりやったらこれで十分屋と思うわ・・・
いっぺん持って行って試そうか!」」
 
ミシンやさん曰く、工業用と家庭用の中間が職業用で
工業用やから良いとは限らないとのことでした。
要は使い方とメンテナンスのバランスが合っていることが大事やと!
 

 
 
で、持ってきてくれ、調整をしてくれているのを内心
かっこ悪いなぁと思いながら見ていると、
どんどん調子が合ってきました。そしてピシッ!
と調子が合ったボタンホールをみると、めっちゃくちゃキレイなんです!
ミシンの見た目とは関係なくええ仕事するんです!
 

 
 
そや!ミシンは見た目や名前じゃなく、
キレイに縫えるかが一番の問題やっ!と、我に返り、
ミシンの容姿ではなく、そこから生まれてくる
ボタンホールに惚れました。
 
で、そのまま置いて帰ってもらうという、
急展開になりました。
 
リースのミシン、ほんまに長い間支えてくれてありがとう!
さみしいけど、仕方ないわぁ!
 
ディアナのミシン、これからOZONOデニムの“アジ”の一部をしっかりと
担ってくださいね!よろしくお願いします。
 
 
 
(有)スポテッドホースクラフト 
大園 英樹
大阪府堺市堺区二条通2-17
TEL 072-229-8155
http://www.spottedhorsecraft.co.jp/
https://www.facebook.com/spottedhorsecraft/

ボタンホールミシンがぁ!