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2018-03-12 14:04:37テーマ:ブログ
OZONOが大切している生地のクオリティーについて!
 
生地選びの基準は、
・糸の種類(産地)
・糸の太さ(番手)
・染料
・打ち込み本数(1インチ間に何本の糸を入れるか)
・テンション
・オンス
 
このような事を考慮し選びます。
と言ってもボクは生地屋さんにリクエストするだけで、
条件に合う生地を提案してもらうんですが・・・
 
お付き合いさせていただいてる生地屋さんは、岡山修業時代から知っている方で、
 ”誠実” が服を着て歩いてるような人!
この方が経営する問屋さんから全ての生地を仕入れさせていただいています。
生地選びの基準を一つひとつ自分で検証することは困難ですから、
自信の持てる良質なものをお届けするためには、信用できるか否か重要な
ポイントです!
 
 
OZONOがメインで使ってる生地は2種類あります。
(上記生地選び基準の中から開示できる範囲のみ記載します)
 
スーピマコットン14oz (ピュアインディゴ100%)
 (アメリカ南西部産)耐久性があり、型崩れしにくい。
 ボクが実際に穿いた感想は、さらっさらで夏場もベタつかないドライ感!
 
ジンバブエコットン13,5oz(天然藍100%)
 (アフリカ・ジンバブエ産)しなやかで、発色性が良い。
 ボクが実際に穿いた感想は、しっとりと柔らかく馴染むのが早い!
 
どちらも「超長綿」と分類される高品質綿。
ワタから紡いだ繊維が長いと高価で、短いと安価。
 
ここで、よく質問される染料の違いをわかりやすく一言でいうと・・・
 
天然藍=タデ藍(日本では)の葉っぱを発酵させた天然染料。
 
インディゴ=化学染料で、発色調整や染め回数を減らす目的で、
 他の染料を混ぜる事があり、経年変化したとき綺麗に色落ちしない場合が
 あります(好みの問題でもありますので、否定ではありません)
 OZONOでは、ピュア=混ぜ物をしないインディゴ100%使用!
 
なぜ2種類の生地を併用しているか、あくまでもイメージ(穿き方、
洗い方によって色落ちは変わります)ですが、
 
ヴィンテージデニムのようなワイルドな色落ちを目指すなら、スーピマ!
ジャケットに合わせたり、キレイ目に着こなすなら、天然藍!
 
OZONOを支える2種類のデニムですが、すぐに決まった訳ではありません。
それまでにいろんな生地を取り寄せ、パンツをつくって数ヶ月~1年間穿き、
経年変化、耐久性、穿き心地などテストしその中から「これしか無い!」
と思える優れた生地なのです!
 
 
 
 
 
 
 
ブランド理念
『研き上げた本質・創り上げた良質』
           
大園 英樹
 
有限会社スポテッドホースクラフト 
〒590-0047
大阪府堺市堺区二条通2-17
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“OZONO” ってどんなブランド②