2019/10/03 12:52

2019-09-30 12:00:26テーマ:ブログ令和元年9月30日(月)こんにちわ!
 
 
 
出張でニューヨークに行った時の事、帰る前日は早く寝たので、
まだ暗いうちに目覚めてしまいました。二度寝すると起きれないかも
しれないので、そのまま起きてJFK国際空港へ向かいました。
 
 
いくらなんでも早すぎて、ゲートがまだ開いていません。
しかも職員もお客さんも誰もまだ来ていませんでした。
 
 
逆に考えると、1番に入れると思うと、嬉しくなってゲートの真ん前で
本を読みながら待ちました。2時間近く経ったと思いますが、
ボクの後ろにずっらぁ~と行列ができています。
 
 
その行列を見て、優越感に浸っていると・・・
 
 
最後尾のへんが、ざわつき始めたんです!
 
 
ボクがいるゲートの真反対側、つまり最後尾側のゲートがギィ~と
大きな音を立てながら開いたのです!!
 
 
 
 
うっそっぉ~・・・オレが最後尾??
 
 
 
 
 
 
ボクのすぐ後ろの人たち・・・めっちゃ睨んでる~!
 
 
 
 
 
 
 
よせやいっ、眩しいぜっ!・・・汗・汗・汗!
 
 
 
 
 
ところで皆さん、お持ちのジーンズの裏側
(肌に触れる側)の縫製はキレイですか?
 

1960年代アメリカ産ヴィンテージ
 
 
 
 
ボクがまだ縫製修行してた頃、ある方がおっしゃった言葉が心に響きました。
 
それは・・・
 
 
『裏も表と思って縫う!』
 
 
ボクは日頃から、ジーンズの裏側って雑いと感じてたのですが、
おおらかなアメリカ文化の象徴なので、好意的に見ていました。
 
しかし、自分で作るとなれば話は変わってきます。
 
気になるんです!
 
工夫すればキレイにできるのに!
 

OZONO自社縫製品
 
 
 
確かにやればやるほど、時間(コスト)はかかりますが・・・
 
この言葉は、ボクが感じていた違和感を一気に吹き飛ばしたのです。
全てを真似るのではなく、変えるべきところは変える!
本質を変えず完成度を高める事はできるはず!
 
この考えが基になったOZONOブランド理念、
 
『研きあげた本質 創りあげた良質』
 
道具としての作業着なら、裏がキレイか汚いという事はもちろん、
強度も実はそんなにいらないのかもしれません。そもそも生地も強度
だけを求めるならば、デニムよりキャンバスなどの方が強いし、
ほつれやすいチェーンステッチよりも、本縫いの方が強度はあります!
 
ジーンズという存在は安価な作業着で、破れたら買い換えるモノ!
元々はそうだったのでしょう。
 
でも現代のジーンズの捉え方は、ファッションであり、
デイリーウエアですから、作業着以上の強度とトータル的なクオリティー、
そしてストーリー(こだわり)が要ると考えています。
 
 
 
・・・やっぱりボクは、日本の職人が作る繊細さを表現し続けたいです!
 
 
 
 
 
 
 
 
                     大園 英樹
 
 
OZONOブランド理念
『研き上げた本質・創り上げた良質』
           
有限会社スポテッドホースクラフト 
〒590-0047
大阪府堺市堺区二条通2-17
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