2019/11/16 13:11

2019-11-15 12:00:12テーマ:ブログ令和元年11月15日(金)こんにちは。
 
 
 
 
飲み物の自動販売機の、アタリ付きルーレットの回る音で思い出した!
ボクがまだ小さかった昭和40年代、駄菓子屋さんに売ってた
アイスクリームでアタリ付きのを良く買いました。
 
近くの駄菓子屋さんに近所の悪ガキ3人衆で、
いっつもたむろしてました。
 
そんなある日、店のおっちゃんがアイスクリームを箱からそのまま
ガッサァッ!って、販売用の冷凍庫に投入したんですが、
そのままなんです・・・いつもなら、
アタリが一箇所にかたまらないように混ぜるんですが、
今回混ぜてないんです!
 
で、試しにみんなそれぞれ場所を決めて、買ってみました。
すると、ボクのが当たりました!もちろんその場でお代わりをし、
同じ場所からとりました。2人の仲間もボクが取った辺りから取って、
みんなが当たったんです。
 
ボクもまた当たったんで、もう1本お代わりをしようとした時、
おっちゃんが気づいて、混ぜられました。
 
結局ボクは3本食べたんです・・・(笑)
 
が、間も無く・・・お腹が、ギュリギュリギュリぃ~~!
 
 
 
 
尻を押さえたまま、必死で家まで走りました!
 
えっ?・・・その時は珍しく、セ~フ!でした~。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ところで皆さん、帯の裏側のステッチが地肌に当たって
チクチクしませんか?(Tシャツなど出して着る夏限定?)
 
そんな人は少ないかもしれませんが・・・
 
とにかく、ボクは一般的な帯付け方法が嫌いです。
その理由の一つが、チクチクですが、もっと重要なのが2つあって、
一つが、寸法が狂いやすい事!簡単に説明しますと、
一般的な量産工場で使用されてる帯付け専用ミシン
(裏がチェーンステッチ)を使えば、数分で帯付けが完了します。
詳しい構造は割愛いたしますが、縫う人の力量によって
寸法が不均一になりやすく個体差がでます。
 
 

 

 
 
もう一つは、本縫いと比較して強度が弱いことです。
原因は、ステッチの裏面がチェーンステッチになっているので、
生地の上に乗っかった感じで、本縫いのようにテンションを強くかけると、
生地に食い込む事はありません。ですから、
引っかかりやすく切れやすいのです。特に綿糸の場合、
耐久年数が短く切れやすくなります。
 
上記の理由から弊社では、きっちり計った寸法の帯を地縫いします。
これは縫いやすくするためと、万が一帯付けの本縫いが切れても、
帯が外れたりしないようにする意味があります。
あと、ウチの場合、帯の上側のステッチは20番手、下側は8番手の
コアヤーン(ポリの芯にスーピマ綿を巻きつけたハイブリッド糸)
を使用。下側は本体の生地が幾重にも重なるので、
食い込みが大きく糸が細く見えるのと、強度をあげるためです。
上側は厚みがなく、逆に細い糸の方がバランスが良いと思います。
 

 

 
 
ちなみに、0番手→タコ糸のように太い~6・8・20と
数字が上がるほど細くなっていきます。
(ウチのジーンズ本体のメインは20番手)
 
じゃ、0番が良い思うかもしれませんが、ワイルド過ぎてどうも
・・・8番手くらいが繊細さがあって強度も十分です!
     
これからも、細部にまでこだわったモノづくりを続けていきますので、
よろしくお願い致します。
 
 
 
 
 
                     大園 英樹
 
 
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『帯裏のステッチ!』